むらもと農園 農産物の説明(根菜類)

農産物の説明の<目次>のページへ戻る    <平成22年12月26日-平成23年1月5日 太一 記>

人参 大根    ごぼう


人参

栽培時期

秋蒔き:8月播種(タネ蒔き)、12月-翌年3月収穫

春蒔き:3月播種、6-7月収穫

品種

秋蒔き:一代交配雑種(F1)ではない在来種 (新黒田五寸)を自家採種して育てるのを基本に しています。
 平成22年秋は自家採種の種子の量が不足したため、 市販の「新黒田五寸」とタキイ交配「夏蒔き鮮紅五寸」 も蒔きました。

春蒔き:F1のタキイ交配「いなり五寸」を 育てています。

育て方

 {米糠又は菜種油粕}と草を元肥とし、 カキ殻石灰も施用することがあります。 追肥はしません。
 直播(条播)して生育途中で間引きます。

 播種から出芽、間引きまでの初期生育が 緩慢なので、その間の草取りが大切で、 しかも手間がかかります。
 その代わり虫による被害は、キャベツなどの葉菜類 に比べると少ないです。幼苗期にコオロギ(秋)や ネキリムシに食べられないよう注意し、間引きの頃に アゲハチョウの幼虫を除去します。コオロギ対策は 米糠入りの水槽を圃場に置いて捕獲しますが、場所や 年によっては防虫網で覆うこともあります。

食べ方

 11月と5月に収穫してお届けする間引き菜は、 根も葉も全て食べられます。葉は細かく刻んで 野菜炒めに入れたり、刻まずに天ぷらにしたり すると食べ易いです。大きく育ってくると 葉の軸が硬くなるので、軸は1mmくらいに細かく刻み ます。

 根が太る頃には厳寒期に入り葉が 一旦枯れてくるので、葉を切り落として お届けしますが、生長点は根の側に残っています。 生長点には有用物質が豊富に含まれるので、 捨てずに是非ご利用下さい。
 また、皮と身の間にも栄養素が豊富です。 是非、皮をむかずにご調理下さい。

人参の写真 人参
平成22年12月3日


大根

栽培時期

秋蒔き:9-10月播種、12月-翌年3月収穫

春蒔き:4月播種、6月収穫

品種

秋蒔き

(1)宮重:一代交配雑種(F1)ではない在来種 の青首大根。自家採種。大根本来の風味が豊富で すが、お届け時期はほぼ12月のみです。
(2)和歌山:一代交配雑種(F1)ではない在来種 の白首大根。自家採種。漬物用にしています。
(3)タキイ交配 関白:一代交配雑種(F1) の青首大根。宮重大根の前と後の時期に お届けしています。味にクセがなく辛味も 弱いので、食べ易いです。
(4)福太郎:一代交配雑種(F1) の青首大根。晩抽性。

春蒔き

(1)タキイ交配 おはる:春蒔き用のF1青首大根

育て方

 {米糠又は菜種油粕}と草を元肥とし、 追肥はしません。
 直播(条播又は点播)して生育途中で間引きます。

食べ方

 10月頃お届けする間引き菜は、 根も葉も全て食べられます。大根の葉には カルシウムが豊富に含まれていると 言われます。

 根が成熟してからは葉が風雪で 傷んでくるので、葉を途中で切り落として お届けしますが、生長点は根の側に残っています。 生長点には有用物質が豊富に含まれるので、 捨てずに是非ご利用下さい。
 また、皮と身の間にも栄養素が豊富です。 是非、皮をむかずにご調理下さい。


栽培時期

秋蒔き:9月播種、11-12月,翌年1月収穫

春蒔き:3月播種、5月頃収穫

品種

秋蒔き

(1)金町小蕪:一代交配雑種(F1)ではない在来種 の小蕪。自家採種。
(2)長崎赤蕪:一代交配雑種(F1)ではない在来種 の赤蕪。

春蒔き

(1)タキイ交配 耐病ひかり:秋春両用、 小・中・大蕪兼用のF1品種

育て方

 {米糠又は菜種油粕}と草を元肥とし、 追肥はしません。
 直播(条播)して生育途中で間引きます。

食べ方

 10月頃お届けする間引き菜は、 根も葉も全て食べられます。

 根が成熟してからは葉が風雪で 傷んでくるので、葉を途中で切り落として お届けしますが、生長点は根の側に残っています。 生長点には有用物質が豊富に含まれるので、 捨てずに是非ご利用下さい。
 また、皮と身の間にも栄養素が豊富です。 是非、皮をむかずにご調理下さい。


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